体験!おとなのジャズピアノ

『ジャズを弾けるようになりたい』
大人コース入門のうち、クラシックだけでなくジャズピアノを希望される方もいらっしゃいます。
学生時代にピアノを習っていた方から今まで独学でこられた方、全くのビギナーの方まで、男性女性問わず、経験もさまざま。

初歩では簡単なコード付きアレンジ譜に独自のアレンジを加えていきながら、曲を仕上げる毎にコードを覚えていきます。

体験!おとなのジャズピアノ

芸術の第一歩は模倣から。先人の成し遂げたものを模してそこから学ぶ。
まずたくさん聴きましょう。そして真似。
疑問が湧いたら、理論が必要なのはここからです。

インターバルとコード

ジャズ音楽の決まり事(理論)の中で、まず覚えて理解したいのはコード、つまり和音です。

始めにコード仕組みを理論的に理解しましょう。
仕組みができたら鍵盤上で様々な押さえ方(ヴォッシング)で響きがどのように違うのか耳で良く聴き、感じましょう。

コードで必要になってくるのはインターバル(音程)という概念を理解すること

ある任意の2つの音のどちらかが低く、どちらかが高い、あるいは同じ音の場合、その距離を度数で示したのがインターバルです。
コードネームは音名(C.D.Eなど)とインターバルができているので、インターバルを理解すればコードネームを理解できることになるのです。

インターバルの捉え方というのは様々な楽典や理論書で方法が書いてあると思いますが、長音階を覚えて弾けるようになることをおすすめしたい。
遠回りと思われますが、コード理論や後に出てくるアドリブをするためには調性の理解が必要です。

  • スケール(音階)
  • <調性とは、その曲のメロディやコードに中心音(主音)があり関連付けられている場合、調性があるという>

    初歩的には、<「ドレミファソラシド」というスケール(音階)=調性を表している>と解釈する

    このスケールには決まりがあります。

    ピアノの白鍵だけの音階を見てみましょう。
    隣り合った鍵盤は「2度の音程が有る」と言います。

    白鍵と白鍵の間に黒鍵がある場合は長2度(全音)、黒鍵が間にない場合は短2度(半音)
    全音は2つの半音で成り立つ

    まずはこの2度の音程と、「ドレミファソラシド」すなわちメジャー・スケール(長音階)がどのような仕組みになっているのかを理解しましょう。

    次に中心音(主音)C(ド)からのそれぞれの音との音程を覚えましょう。

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    これが音階の基本です。

    長調の音階は完全音程と調音程で成り立つ
    C(ド)から始まる「ドレミファソラシド」=Cメジャー・スケール

    1オクターヴには12個の音があり、それぞれの音からメジャースケールを始めることができる
    すなわち12音=12個のメジャー・キーがある

  • インターバル(音程)
  • インターバル(音程)もスケールを使えば分かりやすい

    まず2つの音の低い方の音から始まるメジャー・スケールを想定します。
    そして高い方の音がスケールの何番目なのかが分かればインターバルを導き出すことができます。

    高い音がスケール上に無い場合があります。
    その場合、本来の音程に比べて半音長いか短いかがほとんどです。

    長音程が半音短くなると短音程、完全音程が半音短くなると減音程、長音程や完全音程が半音長くなると増音程となる

    色々な音程の導き方がありますが、この仕組みは理解しやすいかもしれません。

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  • メジャースケールとマイナー・スケール
  • スケール(音階)はメジャー・スケール(長音階)とマイナー・スケール(短音階)の2種類
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  • コード
  • 【メジャー・トライアドとマイナー・トライアド】

    コードにはメジャー・トライアドとマイナー・トライアドがあります。

    トライアドとは3つの構成音で成り立っているコードのことです。
    メジャー・トライアドとマイナー・トライアドを覚えて仕組みも理解しましょう。

    メジャー・トライアドはある1つの音(Root/ルートまたは根音)から長3度(3rd)と完全5度(5th)を押さえる
    つまり「ドミソ」

    ルートのドから数えてミが長3度、ソが完全5度です。
    これをマイナー・トライアドに変えるには長3度の音を半音下げて短3度にします。

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    「ドミソ」のコードはそれぞれC(シー・メジャー)、Cm(シー・マイナー)と呼びます。
    この2つのコードはそれぞれ12音=12個のメジャー・トライアド、12個のマイナー・トライアドがあります。
    まずは自分の弾いているコードをよく聴いてコードの形を覚えましょう。

    【7thコード】

    7thコードとは。
    ジャズで使われるコードはトライアドに音を1つか2つ(それ以上もある)付け加えて演奏されるの通常です。
    一番良く使われるのが7番目の音を付け加える7thコードです。長7度と短7度の種類があります。

    メジャー・トライアドとマイナー・トライアド、そして長7度と短7度の組み合わせで、4種類の7thコードができる
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ジャズのフィールをつかむ

ジャズらしいフィーリングとは何でしょう?
ジャズ特有のコード、フレーズを弾くだけではどこか違う・・・という事があります。

ジャズの演奏で最も大切なのは、リズム、ノリ、タッチ、グルーヴ感といった、音楽を表現するニュアンス

それは言葉のニュアンスに似ています。例えば標準語で方言を読んでも、正しいイントネーション、スピード感などが伴わないとそれらしくは聞こえない。
音楽の言葉も同じなのです。

  • リズム
  • ジャズを演奏する場合、譜面には書き表されていない暗黙の決まり事があります。

    まずはリズム。

    スイング感は8分音符の弾き方にあり

    ジャズのスイング感は1拍を3つに割って2つと1つの8分音符に捉えます。

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    3連符を感じながら8分音符を弾く事が無意識にできるまで、練習が必要。

    リズムにはオンビートとオフビートがあり、強拍と弱拍に言い換えられる
    4拍子では1拍3拍がオンビート、2拍4拍がオフビート
    ジャズにはオフビートにアクセントを感じる、という特徴がある

    日本の民謡や体操の掛け声にはオンビートアクセントを、アメリカの音楽にはオフビートアクセントを意識して感じてみると分かりやすいでしょう。

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    8分音符にもオンビートとオフビートがあります。
    4分音符と同じく♫♫の1つ目と3つ目がオンビート、2つ目と4つ目がオフビートです。
    ここでもオフビートアクセントを付ける法則は生きてきますが、100%そうだとは言えません。
    フレーズによってアクセントの場所は変化します。

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    ジャズのリズムには定型があります。
    この短い定型リズムを身に付ければ、複雑なフレーズも理解できるようになります。

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  • タッチ
  • タッチのニュアンスも大切です。
    まず初めに覚えて実践したいのは、4分音符の弾き方です。

    強い4分音符でも弱い4分音符でも、打鍵する時と鍵盤を離す時を両方とも感じて弾きましょう。
    バラードなどのレガート奏法の場合は別ですが、テンポのある曲にはこの感覚が必要です。

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ビギナージャズピアノ・テキスト

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  • はじめてのジャズ・ピアノ入門
  • for PIANO ザ・ジャズ道 アドリブの扉
  • ピアノソロ<ジャズ初心者のための>はじめてのジャムセッション
  • ジャズるピアノ《ジャズの超定番》
  • ジャズるピアノ《不朽の映画音楽》
  • パッと見てわかる ピアノコードブック
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