「ピアノ」という習い事が一般的になり、その導入期においては楽しさが重視されるようになってきました。
とても小さい子でも音符を覚えながらピアノの弾き方を習う手解きとして、色音符を使用することにより、ピアノにより早く慣れ親しむことを目的としたテキストをご紹介します。
ピアノとの出会いを楽しいものにしてくれるでしょう。
たのしい色音符 ちびっこピアノ1
1巻では右手のドレミの色音符、四分音符、四分休符を学びます。
左ページで歌とリズムを練習し、右ページでピアノを弾く手順です。
手のリズム打ち、リズム唱、歌詞による先生のリズム模唱など、色々な方法で。
右ページは、自分の力で色音符を読みながら正しい指でピアノを弾いていきます。
ゴーゴーピアノ1
近年のピアノの低年齢化に対応し、2、3歳からでも使える教材。
子どもの理解できる簡単な言葉で構成された4小節の曲集で、まず歌を歌いながらリズムとメロディを覚え、そのあとでピアノを弾くというシステムです。
1巻ではドレミまで。小さい子にとっては、ドレミまでの音でも自分で認識してピアノを弾くというのは大変なことですので、無理のないペースで進めるよう配慮されています。
子どもは楽譜の全音符に決まった色(ド-赤・レ-黄・ミ-緑)を塗り、同じ音をピアノの鍵盤で鳴らします。
一音ずつから、音を隣りにつないでいき、最後まで音を追えたら先生が伴奏をつけて曲にします。
音符を見ながら弾く習慣への導入です。
初期の段階ではリズムに従って弾くということが難しいため、1巻では音符は単なる音だけを示し、リズムは表されていません。
分かりにくい場合には色を塗って覚えていきます。
まず左ページで歌いながらリズムが打てるように練習すること。先生の模倣で覚えていきましょう。
そのあと右ページの音符を読んでピアノを弾きます。
止まりながらでも良いので、曲のイメージを感じながら。
おんぷのおえかきワーク・ブック1
主にまだ音符を書くことのできない年齢の子どもを対象としているので、音符の色を塗るという作業で少しずつ覚えていく方式。
また、書く練習も兼ねて、左ページには子どもたちの好きな絵かき歌やぬり絵が取り入れられています。
音符の範囲もドレミまで。
上手に書けることよりも、太いクレヨンで思い切り書くための練習です。
当教室では、2歳1ヶ月、2歳4ヶ月、3歳、複数の生徒さんが導入クラスでピアノに触れています。
まだ習わせるには小さいかしら?とお考えのお母様にも、これらの教材を使ったおうちでの音遊びをおすすめします。