<へ音記号>おんぷのおみせやさん

<へ音記号>『おんぷのおみせやさん』は、全音符カード21枚・2分音符カード8枚・4分音符カード8枚・8分音符カード8枚の計45枚からできています。
それぞれの音符のたまの横に子どもたちの大好きな食べ物の絵があることにより、音符の位置や高低が自然に認識できるよう工夫してあるのが特徴。
音や拍数を早く覚えるとともに、子どもたちや指導者にも楽しめるユニークな教材です。
次の使用方法をぜひ参考にしてみてください。

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【1】買い物をしよう!

子どもたちが好きな食べ物を買って、「みんなでいくら?」とお金の代わりに拍数を合計する。

【2】音符並べレッスン(幼児向き)

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どのカードでもOK
バラバラにして渡されたド・シ・ラ・ソ・ファの5枚を、<ドシラソファ>や<ファソラシド>など指示に従って並べる。
習った音を次々に加えていく。

【3】かくした音 何かな?(幼児向き)

【2】のカードのようにカードを取り出し、子どもたちは目を閉じて、指導者がカードを1枚隠す。
何の音が無いか当てる。
慣れてきたら枚数を増やし、隠すカードも2枚、3枚としても良い。

【4】8分音符めくり(幼児から低学年向き)

百人一首の坊主めくりの要領で2人以上の人数で行う。
4分音符カードを省いた残りの37枚のカードをよくきって裏向けに中央に積む。
取ったカードが8分音符(お坊さん)なら持ちカードを出し、2分音符(お姫さま)なら出されたカードももらえる。全音符はそのカードのみもらえる。
枚数の多い人が勝ち。

【5】同じ音をさがそう!(幼児から低学年向き)

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トランプの神経衰弱の要領で行う。
習い始めの子どもたちには4分音符カードの<ドシラソファ>と、全音符カードの<ドシラソファ>の2組を2列に並べ、音が合えばカードがもらえて再度挑戦できる。
枚数の多い人が勝ち。
2分音符カードや8分音符カードとも組み合わせてみる。
また、全音符の<ドシラソファミレ>と、1オクターヴ下の<ドシラソファミレ>と合わせてみるのも良い。

【6】かるたゲーム

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全音符カードを必要なだけ取り出し並べ、指示された音のカードを取る。
2人以上で行う場合は枚数を多く取った人が勝ち。

【7】すぐに弾けるかな!

➀ 全音符カード21枚を裏向けにバラバラに並べ、取ったカードの音をピアノなどで弾いてみる。

➁ 音符の長さを勉強する場合は、4種類のカードを8枚ずつ(全音符カードも同じ音が良い)取り出し、➀の要領で長さに注意して弾く。

【8】高い音だ~れ?

(※人数は3人が適しているが、2人・4人・5人で行う場合は全音符カードをどれか1枚減らし、20枚にする)
全音符カード21枚をよくきって中央に裏向けに積む。
順番に取り、いっせいに表を向け、高い音の人が他の人のカードをもらえる。
枚数に多い人が勝ち。
逆に、低い音の人が勝ちになる方法でもやってみる。

【9】長い音符だ~れ?

(※人数は2人か4人が適しているが、3人で行う場合は全音符カードをどれか1枚加え計33枚で進める)
8枚ずつ取り出した4種類のカード32枚をよくきって、【8】の要領で行い、拍数の長い音符の人が他の人のカードをもらえる。
同じ拍数の人はジャンケンで決める。
逆に、拍数の短い人が勝ちになる方法でもやってみる。

【10】となりの音 何かな?

トランプの7ならべの要領で、3人以上で行う。
全音符カード21枚をよくきって配り、11番目の音(1オクターヴ下の<レ>)を中心に出し、両側にカードを並べていく。
置くカードが無い時は「パス」。
早くカードが無くなった人の勝ち。

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この教材は、ト音記号よりなじみにくい、ヘ音記号の訓練に効果的です。
当教室では普段のレッスン以外に、お楽しみ会や中間コンサートなどのレクリエーション時にも取り入れています。

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