二十年来のお弟子さんの佐江ちゃん、お母様と。
佐江ちゃんのピアノは、小学生時代のソナチネから聴いてきました。
音楽高校、音楽大学へと進学、卒業する道程のあいだには、いつもピアノを弾くことが好きだった姿があります。
現在、小さな二人のお子さんの子育てをしながら、生徒さん39名の指導者として活躍中。
また演奏活動のために練習を欠かさないピアニストとしての努力も、嬉しく拝見しています。
お母様には、当時幼かった私の子どもたちのお守りを、レッスン中にお願いしていました。
今日はお二人をお料理でお迎えしようと・・・。
ピアノを弾くようにはいかない、料理の手際の悪さに辟易とします。
いっぱいお話をして、お料理も召し上がっていただけて、お見送りしたあとも幸せが漂っているようでした。
長い時を経て、その先も続いていく幸せな時間。
人が心豊かに生きる力、そのひとつに、音楽の力を感じます。
音楽を愛し、その素晴らしさを伝える新しい力に感謝の思いです。