「街角ピアノ」NHKテレビ出演

新東名高速浜松SA<NEOPASA浜松>内「MUSIC SPOT」に設置されているストリートピアノ。
浜松市役所産業振興課からのご依頼によりNHK放送「街角ピアノ・浜松」に出演、ショパンのエチュードを演奏しました。

「街角ピアノ」NHKテレビ出演 「街角ピアノ」NHKテレビ出演

「ストリートピアノ」とは

ストリートピアノ(英:street piano)とは街中・街角などの公共の場所に設置された誰でも自由に弾ける状態のピアノの通称。
「街角ピアノ」ともいう。
音楽を通じて人と人とのつながりを生み出すといった趣旨を込めて設置されている。
鉄道駅に設置されるものは「駅ピアノ」、空港に設置されるものは「空港ピアノ」とも称される。
ストリート(街角)とあるが、建物のロビースペースなど、設置される場所はそれより幅広い。

  • 発祥
  • 「ストリートピアノ」の発祥については諸説あり、イギリスのシェフィールド(Sheffield)で引っ越し時に新居の階段を運び上げることができず一時的に野外に放置されていたピアノに由来するという説や、イギリスのバーミンガムが発祥とする説がある。

    平成20年(2008年)、イギリスのルーク・ジェラム(Luke Jerram)が、「Play Me,I’m Yours」というストリートピアノを設置する活動を開始した。

  • 日本での歴史
  • 平成23年(2011年)2月に、日本も含めたアジアで初めてのストリートピアノ「ラッキーピアノ」が、鹿児島のまちづくり団体による「Lucky piano 音泉(おんせん)プロジェクト」の一環として鹿児島市の「鹿児島中央駅一番街商店街」に2台設置された。
    これは、同団体が毎月開催していた物産展にストリート・オルガンを置いたところ、子どもたちも集まり盛り上がったことをきっかけに、同年3月の九州新幹線全線開業を間近に控えた駅前を盛り上げようと、譲り受けられるピアノを求める呼び掛けに引っ越し予定の家庭が応じ、寄贈されたアップライトピアノに修理と彩色が施され、実現したもの。

    家庭で使われなくなったピアノや公共施設で更新のため余った古いピアノなどをボランティア団体・自治体などが、駅や公共施設などの屋内やアーケードなどの屋外に設置する場合や、民間企業が広報活動の一環として設置する場合がある。
    あるいは映画のキャンペーンに既設や新設のストリートピアノが活用されることもある。

    日本では鹿児島県や宮崎県などで盛んな活動が行われているが、東日本大震災被災地の復興支援や活性化の趣旨により東北地方の寄贈されるものもある。

    現在、NHKにおいて、「駅ピアノ」「空港ピアノ」「街角ピアノ」という番組名で、世界各地の鉄道駅や空港や街角にあるストリートピアノの定点カメラで収録した映像による番組が放送されている。

NHK放送「駅・空港・街角ピアノ」

  • 誰でも自由に弾けるピアノ- 人々が紡ぐ”一期一会”の音楽

国内外の駅、空港、街角など、人々が集う場所に置かれた誰でも弾くことのできるピアノで演奏する人々ををとらえた、NHKのドキュメンタリー番組。
人々が思い思いに音楽を紡ぎ、行き交う人が耳を傾ける。
一台のピアノから生まれる”一期一会”の感動を、ノーナレーションと定点カメラで見つめる。

2017年11月のイタリア・シチリア島の空港に始まり、オランダ、シンガポール、神戸、広島など、これまでに国内外数十箇所を紹介。

  • 発案者は?

朝日新聞のテレビ番組記事にも取り上げられた、視聴者の質問。

発案者は、尾崎竜二ディレクター。
「『海外ロケの際、空港に置かれたピアノを見て、どんな人が弾いているのか』と興味を持ったことがきっかけ」。
実際、演奏者の年代、性別、ピアノ歴も多種多様で、ピアノを通じて人生を垣間見られるのが魅力である。

「MUSIC SPOT 浜松」ストリートピアノ

新東名高速道路「NEOPASA浜松」上り線内にある施設。
誰でも演奏可能なグランドピアノが設置され、「楽器の街・浜松」ならではの展示やイベントで、楽器や音楽と触れ合うことができる。

  • 「音・音楽」がテーマの憩いのスペース

音を見える化したりコントロールしたりする体験展示をはじめ、YAMAHAが展開している多種多様なスピーカーの紹介やその歴史の展示が見どころのスペース。
週末には「ミニコンサート」や「ピアノふしぎ体験ショー」、「アンサンブルステージ」などの企画も。

  • エントランス
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  • 体験型展示
「街角ピアノ」NHKテレビ出演
  • 設置ピアノ<グランドピアノ・YAMAHA C3X>
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  • ピアノの前にて

「街角ピアノ」NHKテレビ出演
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ピアノ撮影演奏

    <ショパン・エチュード作品10-12「革命」>

  • 映像
  • 放映された画像
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番組取材風景

「街角ピアノ」NHKテレビ出演
  • 取材Q&A
  1. なぜショパンを選曲したか?
  2. ショパンの作品は殆どがピアノ曲。ピアノという楽器に没頭したショパンならではの、音楽表現の可能性の探究が魅力。
  3. ピアノの魅力とは?
  4. 10本の指で10旋律、奏でられる。重奏の楽器パートを再現することが可能。
  5. 他の楽器とピアノとの違い
  6. 旋律楽器とは違い、オーケストラ楽器である。例えば交響曲の印象をピアノ一台で表現できる。
  7. 音楽を表現するにはどうすれば?
  8. 表現可能な技術力を鍛錬しながら、何より作品と深く関わること。浮かんだ発想や湧いてくる感情が、演奏行動となって突き動かす。

      

  9. 小さい子に表現の仕方を伝えるには?
  10. たとえ悲しい表現が必要であっても、子どもにとって表現の源は満たされ幸せであること。そうでなければ子どもは表現しようとする力を失ってしまう。
    私にとって演奏することは幸せの表れであるので、先ず弾いて聴かせることを基本に。
  11. ピアノの上達法は?
  12. 方法は人それぞれ。しかし一定の法則はある。上手になりたい一心にしがみつくこと。
  13. 浜松という楽器の街について
  14. 市は世界的な音楽事業を展開している。一部でなく、誰もが求める音楽の必要性を、専門家として真摯に考えていきたい。
  15. 自分にとってピアノとは、音楽とは
  16. 表現できる自分の一部、を超えた「溢れてくる心の全て」。
    私の音楽の原点は愛であり、生きる源は家族です。
「街角ピアノ」NHKテレビ出演

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