ピアノが弾ける人の脳

ピアノが脳トレ要素を備えていることは、多くの人に知られていました。
科学的な視点からも、ピアノは脳トレに効果的であることが分かってきています。

ピアノが弾ける人の脳

ピアノは認知症予防になる?

指先を使うピアニストに認知症の人が少ないことは、
よく指摘される事実です。

指先にはたくさんの神経が集まり、脳に直結しています。

指を動かしているときの脳の働きをMRIによって計測した研究結果から、
ピアニストは多くの神経細胞を活性化していることが証明されています。

ピアノを弾くことは老化防止になる?

指先を使うことに加え、
「二つの作業を同時に行うこと」が老化防止に効果的です。

高齢者に関する研究では、人は歳をとるにつれ
「二つ作業を同時に行うこと」ができなくなっていくことが分かり、
この「二重課題」が老化防止トレーニングとして取り入れられています。

ピアノを弾くことは、自然にこの作業を行っている、ということがいえるでしょう。

例えば、ピアノを弾くときは、左右の手で違う動きをします。
目で先を追いながら打鍵し、更に、今出している音を耳で確認します。
楽譜では、音符、リズム、指使い、といった複数の情報を読み取ります。

「二重課題」をより複雑にした、この「多重課題」の連続により、老化防止だけでなく脳機能の向上にも有効なのです。

ピアノが弾ける人の脳

絶対音感のある人は知能が高い?

絶対音感のある人のもつ能力の中で、多く指摘されてきたのは、
数学的能力や空間認知能力です。

ただ、絶対音感を持つ人は1%以下と非常に少ない上、絶対音感が幼少期にしか身につかない能力であるため、調査対象は、教育環境に恵まれたごく限られた人であることがほとんどでした。

しかし近年では、絶対音感を持つ人が優れている能力として、
読解力、外国語の習得が挙げられています。

これは、絶対音感を持つ人が音楽を聴くとき、
脳の機能局在のうち、<言語野>を活性化する という研究結果と関連します。
<言語野> とは、言葉を話したり聞いたりするときに活性化する脳の部位です。

ピアノを習うと勉強ができるようになる?

ピアノを習っているお子さんの学力が高いというデータは、かなり前からあります。
難関大学の学生に、ピアノ経験者の割合が高いことも事実です。

その理由は「ワーキングメモリー」にありました。

「ワーキングメモリー」とは、情報を一時的に蓄えておく脳の機能であり、
知能に大きく影響するものです。

ピアノを弾くときには、楽譜を先読みしながら指を動かさなければなりません。
この作業が、「ワーキングメモリー」を鍛えると考えられています。

ピアノが弾ける人の脳

ピアノを弾くことを楽しみながら、脳を鍛えてみませんか?

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