わが親友から送られてきた一本の動画に心奪われ、いま、グレングールドのベートーヴェンにふたたび傾倒しています。
そして、先ずたまらなく弾いてみたくなったのが・・・
ベートーヴェン=リスト編曲:交響曲第7番ピアノ独奏版
<リスト編曲のピアノオケ版>
オーケストラのスコアを果たして再現しきれるのかと、シンフォニーやオペラ、数多くのリストのピアノ編曲作品を、昔は譜読みすることもあまりありませんでした。
しかしいま聴くところ、グールドのピアノに操られるベートーヴェンのシンフォニーのなんという美しさ。
ペダルを使わないグールドが、この曲の二回目のテーマでペダルを踏んでいます。
親友曰く、このあまりのロマンティシズムは、シューマンもショパンもリストもブラームスも現れることなく、ベートーヴェンが最後でよかったのでは、と。
力学的課題はさておき、
グールドのように、椅子を5cm下げて練習しています。
親友と、いつかフルコン二台並べて演奏したいです。